お盆(おぼん)

●由来
3日間祖先の御霊をまつり、その冥福を祈る行事で、その由来は「盂蘭盆経」というお経によっています。「盂蘭盆経」によりますと、お釈迦さまの弟子の目連(もくれん)さまの母親が、餓鬼の世界に落ちて苦しんでいました。お釈迦さまは目連さまに「90日間の雨季の修行を終えた僧たちが集まって反省会を行うから、その人たちにごちそうをして、心から供養しなさい」とおっしゃり、その通りにすると、目連さまの母親は餓鬼の苦しみから救われました。

●当寺では
8月13日から15日までの期間に檀家さまのご自宅へ棚経のお参りに伺います。時間表を事前にお配りしていますが、前後する場合がありますのでご了承下さい。初盆の方には、精霊棚にお祀りする戒名をお渡ししますので、用意される場合は寺までご連絡下さい。