施餓鬼会(せがきえ)

●由来
釈尊の十大弟子の一人である 、阿難尊者が、ひとりで瞑想している時、恐ろしい餓鬼があらわれ、「お前は3日後に死んで、我々と同じ恐ろしい餓鬼道に落ちる」と言いました。恐れおののいた阿難尊者が、どうしたらそれを免れることができるかを釈尊に尋ねたところ、釈尊は、「その苦から免れたければ、三宝(仏・法・僧)に供養しなさい。また無数の餓鬼たちに食物をほどこして供養した功徳により、餓鬼も救われ、その功徳によってお前も救われるだろう」と答え、姿を消しました。施餓鬼会 (せがきえ) は、釈尊に教えを請い、寿命を延ばすことのできた阿難の説話にもとづく行事であり、その求めに応じて釈尊が示された修法が施餓鬼会のはじまりとされています。

●当寺では
8月7日に法要を執り行います。事前にお申し込みください。当日、お塔婆をご用意し、近隣のご住職さまと一緒にご回向いたします。